【移住者先輩インタビュー】

備前市日生町にある頭島で『Adve Camp』を経営されている先輩移住者の方にお話しを
お伺いしました。生まれも育ちも違うお二人が、人生を見つめ直す旅で出会い、備前市へ
移住を決めた経緯をお伺いしました。

▼お二人の出会いを教えてください。
 アジアを旅行中に偶然出会いました。
 お互い、これからの人生について見つめ直しをしている時で気が合い、意気投合しました。

▼移住のきっかけはなんですか?
 備前市へ旅行で訪れた時に、オーナーの娘さんと知り合ったことがきっかけです。

▼いつ移住しましたか? 移住してどのくらいになりますか?
 2018年に移住をしたので、4年目になります。

▼キャンプ場を起業しようと思ったきっかけはなんですか?
 最初はゲストハウスの運営を行いたかったのですが、広大な瀬戸内海を見て自然を活かせるキャンプ
 場へ方向転換しました。結果、キャンプ人気が高まり、コロナ禍ではソロキャンプにも注目が集まり
 ゲストハウスよりも頭島の自然を満喫できるキャンプ場を運営してよかったです。

▼住んで良かったところ、イメージと違ったところはありますか?
 田舎は、よそ者を敬遠する閉鎖的なイメージがあったのですが、ここ(頭島)の人達は、よそ者を
 呼び止めて酒を飲ませます(笑)気軽に声をかけてくれます。
 田舎=閉鎖的というイメージが払しょくされました。

▼お気に入りの場所を教えてください。
 手前みそになりますが、『Adve Camp』からの景色は絶景です。
 美しい日の出が見られ、瞬く星空を独り占めできるこの場所がお気に入りです。

▼災害について、海に近いキャンプ場ですが、怖いと感じた事はありますか?
 怖いと感じたことはないですが、台風の時は風がかなり強いですね。
 キャンプ場を運営して4年目となりますが、大きな被害はありません。
 ただ、風が強いと、本土と頭島を結んでいる橋が通行止めとなるので、自宅へ帰れなくなることがあ
 ります。

▼移住してから生活スタイルなどに変化はありますか?
 自炊をする様になりました。土地の物が安く、すごく美味しい、そして健康にいい!
 自炊もそうですが、自分のために使う時間が増えました。
 頭島は漁師さん、牡蠣養殖をしている方が多いので気象状況を気にするようになりました。
 自然と一緒に仕事をしていると感じます。

▼移住先のコミュニティーはありますか?
 “たまり場”という会があります。
 月に1回程度 話し合いをする場です。
 話し合いといっても、堅苦しい話し合いではなく誰でも参加可能なOPENな会です。

▼地域の行事に参加されていますか?あれば何に参加されていますか?
 『あかり祭り』というお祭りがあり、実行委員会に参加しています。
 他にも声をかけてもらえた事にはできる限り参加しています。

▼移住した時に気を付けたことはありますか?
 町内会の方、島内で事業者をされている方へ挨拶をしました。
 後から来た立場なので、こちらから率先して挨拶を行うことを心掛けました。
 何をしている人か不安に思われるよりも、()()して(・・)いる(・・)()なのかを(・・・・)知って(・・・)もらうことが大切だと思い 
 ます。

▼不便を感じることはありますか?
 特に不便を感じることはありません。強いて言えば、道が狭いことかな。

▼移住を計画されている方にアドバイスをお願いします。
 まずは、一度見に来てください。備前市には、里海と里山があります。
 気に入ったら、足繁く通うことをお勧めします。
 日生エリアには“よーま”の精神(なんとかしたい。お世話を焼きたい。)が根付いています。
 人情味に厚い方が多いです。

2022.09

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