【先輩移住者インタビュー】
最高のセカンドライフ
備前市移住歴9か月の川原井英彦さんに、
移住のきっかけや移住してからの生活についての話を伺いました。
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▼家族構成を教えていただけますか?
頭島で1人暮らしです。
▼ いつ移住しましたか? 移住してどのくらいになりますか?
2020年9月に移住したので、頭島に住んで1年が経ちました。
▼ 備前市を選んだ理由はなんですか?
漠然と。感覚で選びました。
瀬戸内海沿いには、ほかにも島々がある街はあるけれど、選んだのは備前市(頭島)でしたね。
▼ 思い立ってから移住するまでの期間は?
数年後に定年になることを考えて、東京の有楽町にある「ふるさと回帰支援センター」に行き
ました。センターの方に、紹介してもらった島暮らしセミナーに参加し、情報収集などをして
いたこともありました。コロナ禍の世情にも背中を押されたため、移住しようと決めてから実際
に移住するまでは早かったですね。
移住を思い立って、次の日には会社に休みをもらって備前市へ下見に。その時に、たまたま島の
空き家が売りに出ていて、購入を即決したんです。3か月後には頭島に住んでいました。(笑)
▼ 実際に住んでみてどうですか?
最高です。職場にも、周りの人にも恵まれています。
たくさんの方に声をかけてもらっています。
▼ どのようにしてお仕事を探しましたか?
最初は、ハローワークで探しましたが、良いところが見つからなかったです。
自宅の駐車場を借りるときに貸主の方から、地元漁協で働かないか?と話をもらって、トントン拍子
に進み、今は漁協で働いています。縁があったと思います。
▼ 住んで良かったところ、イメージと違ったところはありますか?
イメージと違うところはないですね。
良かったところは、景色が素晴らしいところ。瀬戸内海に沈む夕日が家から見られる。小豆島も見え
ますよ。
市の担当者に、住まいや車の購入など、色々なことをアドバイスしてもらえたのも良かったです。
元々ヨットが趣味で、以前に江の島でヨットを所持していたこともあったのですが、海の近くに移住
できたのでヨットも再開したいなって。職場の人に係留の料金を聞いた所「格安料金でいいよ」と言
ってもらい、「こりゃぁその分ヨットにもお金かけられる!」と思ってすぐにヨットを購入しまし
た。(笑)海が近いので、そういった趣味を比較的手軽にできることも、備前市を選んでよかったと
ころです。
▼ お気に入りの場所は
ここですね。頭島が一番いい。
▼ 災害について 海に近い怖いと感じた事は
災害については、今のところ不安に思った事は特にないです。
北海道に住んでいたので、寒さには慣れていると思ったが、ここは北海道よりも寒い(笑)
北海道は寒いと言っても根雪になると寒さをそれほど感じないのですが、ここは(家の構造上もある
と思うが)とにかく寒く感じます。。
▼ 移住したときに利用した制度はありますか?
空き家購入、リフォーム補助を利用させてもらった。
▼ 移住してからの変化はありますか?
前職と違う仕事をしているが、仕事をして、日常生活を送るという生活スタイル自体は、そんなに変
化していない。でも、精神的に良いかな。備前市は落ち着く場所です。
養殖牡蠣が特産で、美味しい。牡蠣は大好きなのですが、「生」で食べたら職場の人にびっくりされ
ました。
こっちの人は生牡蠣を食べないらしい。こんなに美味しいのに、生で食べないのはもったいないと思
います(笑)瀬戸内海は春に鰆(さわら)が水揚げされるそうで、この前初めて食べました。鰆も美
味しいね。仕事以外では、今はヨットの整備に精をだしています。新しいセイルを注文したので届く
のが楽しみです。夏にはバッチリ整備が整う予定なので、そう遠くないうちに子ども達がいる北海道
までヨットで行きたいと思っています。
▼ 移住先のコミュニティーは?
近くの方みなさんが声を掛けてくれる。
野菜、お菓子など色々といただき物が届きます。
▼ 地域の参加行事はありますか
草刈り、ゴミ拾い、ゴミ箱洗いに参加しています。
▼ マイカーなしで生活が可能だと思いますか
ここは島だから車がないと無理だと思います。
▼ 不便を感じることはありますか
特にないですね。
▼ 移住を計画している方へのメッセージ
何事も縁とタイミングだと思います。
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真っ黒に日焼けされて健康的な川原井さん。
笑顔がキラキラ輝いていて、楽しくセカンドライフを送られている様子が伺えました。
お話しを伺っている私まで幸せな気持ちになりました。
2021.06